これまでの教育は、つねに子どもたちにこのように語りかけてきました。
「これが世界だ」と。
しかし、すでに答えのある問いの世界だけで教育を語ることは限界に来ています。私たちは、子どもの側から -- つまり、子どもたちの内面のVoiceからはじまる学びを創り、子どもたちと共に答えのない問いに取り組もうとしている教育の実践者のチームです。
子どもたち一人ひとりにVoiceがある。
それはもしかしたらとても小さなVoiceかもしれない。
そして同じように、子どもの教育に関わろうとする私たち大人にも、
一人ひとりのVoiceがある。
自らのVoiceに耳を傾け生きる大人の輪が広がれば、子どもたちのVoiceに耳を傾ける大人が増えるはず。
そして子どもたちが自らを信頼し自分のVoiceを育んでいかれる社会へと、 変えていくことができるのではないか。
そんな想いから、立場や経済合理性を一旦脇に置いて、
多様な大人たちが集まり、一人ひとりが内面からの純粋な”声”を発することのできる場を創りたいと考えました。
あなたのVoiceを私たちに聴かせてください。
そして、ゆるやかに手を繋いでいきましょう。
Our Team

井上 真祈子
宮城県出身。家庭を軸に「生きる力」を育む親子のコミュニティ「Co-musubi」代表。
高校生と小学生、2児の母。大学では薬学を専攻し薬剤師資格を保有。子どもの誕生を機に、これまでの教育に疑問を感じ、個性と子どもの "やりたい” 気持ちを尊重する家庭教育により、その子の持つポテンシャルを最大化できるはず、と実践を始める。夫の転勤に伴い海外を含め転居する中で、その地の特性を活かした多様な教育環境でこども達を育て、多面的で重層的な教育の力を実感。ルクセンブルクから帰国後、好奇心・探究心を軸にこどもの個性を尊重した教育が日本でもスタンダードになることを願い教育に携わる活動を開始。現在、家庭でこどもの生きる力を育む親子のコミュニティ団体「Co-musubi」を設立し、能動的で深い学びのコミュニティを運営している。
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今瀬 博
18才で渡米、Criminal Justice(犯罪社会学)で学士、日本語教授法で修士を取得。サンフランシスコベイエリアで唯一の共学のギフティッド中学校であるオデッセイ中学に赴任し10年に渡り、ギフティッドのこども達を育成する。後に、同校のAssistant Head of School(副校長)。専門は、感情知性教育、メタ認知教育、キャラクター教育。現在は日米Feelosopher's Path教育コミュニティーを設立。日本に帰国後、ギフティッド啓発活動を始める。日本ギフティッド協会を始め、年1度のギフティッド教育カンファレンス、月1度のギフティッドサポートグループミーティング、また、ギフティッドに関するワークショップを開催。人生のミッションはawakening excellence -素晴らしさを呼び起こす。誰もが安心して魅力を探求できる日米のコミュニティーを構築しながら、子供たちと保護者に挑んでいます。
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後藤 友洋
長野県出身。大学ではキャリアデザインを専攻。
大学卒業後、インテグラル・ジャパンにて人間の統合的な成長・発達に関する研究と実践を行う。また、国語専門塾に勤務し小1から高3まで幅広い年齢の生徒を対象に作文指導・読書指導を担当。子どもの発達と言語の関係に着目した教育を実践する。現在は21世紀型の教育へのシフトを志向する中学校・高校と連携し、学習支援プログラムを企画・運営する仕事に従事している。
教育の領域で一貫して追求しているのは、組織や個人の量的な成長を超えて、質的な成長を支援すること。一人ひとりが内からの純粋な欲求によって生きることのできる社会の実現を目指している。
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服部 景
長野県の大自然・大いなる田舎出身。名古屋大学 理学研究科にて脳神経科学を専攻・修士号を取得後、米国系コンサルティングファームの経営コンサルタントとして企業の事業戦略や企業理念の検討プロジェクト等に携わる。大学在学中に個別指導の塾講師・家庭教師として3歳から20歳の子どもたちの学習指導に携わる。その頃の子どもたちとの密な関わりから、大人の事情や社会環境によって子ども達が強いられている我慢・しがらみ・不平等に強い課題感を覚える。生まれた場所・家庭に依らず、子ども達一人ひとりが自身の個性や才能を思い切り発揮できる環境を得ることができるよう、自身が社会にできる貢献の形を模索中。日々のコンサルティング業務の先に、Scalable・Sustainable・Impactfulな教育事業の実行・支援を見据えている。
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中野 修二
早稲田大学・理工学部卒業後、同大学院に進学卒業。株式会社リクルートにて、リクナビやゼクシィの営業、新規事業企画などに携わる。トロント大学での留学中に、海外と日本の学生の積極性の差を目の当たりにし、強い課題感を覚える。若い時期から挑戦と失敗を繰り返しながら学んでいくマインドセットが必要だと感じGood Try JAPAN の創業に参画。2015年に代表に就任。キャリアコンサルタントとして青山学院大学など、大学の講師も務める。
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照井 翔登
秋田県横手市出身。ファンドレイザー。株式会社CAMPFIREにてガバメントクラウドファンディング事業を担当。大学では教育学を専攻しており地域教育分野を得意領域にしている。中学高校時代に地元で日本初のTwitterを活用した地域づくり事業、コミュニティスペース運営事業、探究型学習塾運営などに参画。2017年に大学を退学し、拠点を都内に移したあと、クラウドファンディング事業で全国各地の地域や人に関わりながら、地域の可能性を求め続け、多拠点生活を実験中。東京の地元、荒川区にてシェアハウス運営や商店街関連事業、コミュニティ財団代表なども務め、市民が街に参加し地域に投資できる仕組み、地域により良いお金がなめらかに流れる仕組みを探究構築中。インタビューへ

小原 大樹
子どもたちが、自分の好奇心に素直に学ぶサポートするための活動を実施。TED x Kids @Chiyodaでのワークショップや映画×対話の場づくりの企画等を行い、現在は、子どもたちが本気で自由研究に取り組むことに寄り添う「こどもラボ」の活動を行っている。2人の小学生の父。元PTA会長。また、企業における、人材・組織開発のコンサルティングに従事。「学び続けるオトナ」についての実践研究に関するプロジェクトをリード。
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藤原 さと
一般社団法人こたえのない学校 代表理事。
民間企業にて海外アライアンス、海外事業立ち上げなどを経験し、仕事をしながら子育てをする中で、「探究する学び」に出会い2014年に一般社団法人こたえのない学校を設立。「良質な探究学習の一般普及」をスローガンに、公立小学校での実施も含めた小学生向けの探究型キャリアプログラム等を実施するほか、学校教育に携わる教師と学校外で教育に携わる多様な大人が出会い、数か月を通してチームで探究プロジェクトを実施する「Learning Creator’s Lab」を主宰。2014年から2017年は米国の教育現場において、実際に公教育の現場に関わるほか、インタビュー・リサーチを行う。
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竹村 詠美
一社)FutureEdu 代表理事 / Peatix.com 共同創業者兼相談役
インターネットの黎明期からアマゾンやディズニーなどで、消費者向けインターネットサービスや携帯電話ビジネスに従事。2011年からは、日本最大級イベントコミュニティプラットフォーム Peatix.com のマーケティング責任者やアジア代表を歴任。グローバルビジネスの最前線での経験から日本の教育環境に憂慮し、2016年6月から吉川と FutureEdu Tokyo をスタート。小・中学生2児の母。総務省情報通信審議会委員なども務める。インタビューへ

川向 正明
ICT/IoT/AIを活用した見守り、ヘルスケア、医療システム導入などのコーディネータ。地元氷見の民生委員、社会福祉協議会、市役所、県庁等と連携。スタートアップの経営支援を行っている。
また、ライフワークとして、日本由来の稲作と自然素材を活用したエコで持続可能な定置網漁で世界の食料問題を解決することや、TED/TED-Ed/TEDxへの参加でコミュニティの活性化、公教育の向上を目指している。TEDxKyotoは2012年より立ち上げメンバー。世界銀行と日本国( 財務省 )が主催したTEDxSendai2012にディレクターとしてサポート。TEDxHimiはライセンスホルダーとして2016年より主宰。他、TEDxイベントの運営サポートを行う。TED-EdClub の小学校、放課後クラブ、児童館等での導入支援を行っている。

石垣 清香
1981年、三重県四日市市生まれ。名古屋大学文学部卒。
地元の少年少女合唱団活動、ピアノ・ヴァイオリン演奏等、音楽と舞台に触れ育つ。名古屋大学在学時にアカペラサークルを設立、卒業生1000名を誇る団体へと成長し、この時の経験より、個人の持ち味や表現の魅力を最大に発揮しながら、協働して組織で動く、というライフワークのテーマを得る。同時期愛知県のダンスカンパニーに所属し、プロフェッショナルの舞台を経験。大学卒業後、広告制作プロダクション・コンテンツ制作会社・コンサルティングファームを経て、2009年コンテンツ制作会社を設立。大小さまざまなプロジェクト業務、業務委託先を含め個性豊かな15社以上での業務経験から、チームの中で自分の持ち味を活かす教育機会の必要性を感じ、2013年リトル・ミュージカルを設立。2015年非営利型一般社団法人化。同年より、自分の持ち味を生かすために、「体験から自分を知る」「自分の内側から生み出す」経験を盛り込んだ自ら生み出し演じる「創作ミュージカル」アプローチを導入、「創作ミュージカルを通じて、優しさとクリエイティビティ溢れる社会」の実現を目指した活動のため試行錯誤中。
シナリオ・センターにてシナリオワーク、平田オリザ氏より劇作、牧村憲一音学校にてポピュラー音楽制作を学ぶ。アジアの青少年演劇を担う人材としてアジア10ヵ国のメンバーと協働創作、発表。リトル・ミュージカルでは、プロデュースを中心とし、こどもたちのアイデアや言葉、身体性から作曲・振付・脚本を必要な部分を請け負うカメレオン担当。

関口 遵
日本体育大学体育学部体育学科コーチ学助教。 スポーツコーチの学び、教育、育成の研究と教育実践に従事。特に、アスリートセンタードコーチングを実践するコーチへの能力開発・学習支援を行い、国内外のスポーツコーチング研究のみならず、インテグラル理論、成人発達理論、人的資源・組織開発、教師教育学などの理論を統合させた、スポーツコーチ支援環境の構築を目指して活動している。また、2014年からスポーツ庁受託事業スポーツアカデミー形成支援事業において、国内外コーチ育成担当を対象としたコーチ育成者育成アカデミー「NSSU Coach Developer Academy(NCDA)」の立ち上げに携わる。NCDAでは、コーチの学びを中心としたコーチ育成プログラム・手法の提案、各国や各組織に合わせたコーチ育成プログラム開発及びシステム構築の推進、コーチ育成者の国際的なコミュニティ構築に取り組んだ。 さらに、大学生期からプレーしているオーストラリアンフットボールでは日本代表として4度出場し、2011年、14年にはアシスタントコーチも務めた。2011年にはオーストラリアンフットボー ルクラブR246ライオンズを創設し、今では高校生、大学生、社会人の複数年代、日本人・オーストラリア人が所属している。 日本体育大学 大学院体育科学研究科博士後期課程満期退学。修士(学術)

林 久仁則
1982年、鹿児島県奄美市生まれ。教育に対するモットーは「個性を尊重しつつ、環境づくりによる好奇心の最大化に尽力する」こと。その為に教育者側の成長や手段を増やす仕組みづくりに注目。 高等教育(東京医科歯科大学教養部)における健康教育に8年間従事、その間、各地の大学若手教員と、文科省の若手職員、民間企業の役職に就く方、当事の学生らと「大学教育を考える会」を発足、個人任せになりがちな大学教員の授業や教育の取組みを他者評価する仕組みを横断的に検証。 後に、株式会社エンヘルスへ転職、ヘルスケア事業全般の推進に従事。新事業部設立に携わりアスリートへ栄養密度の高い夕食サポートと食に関わる業務拡大に挑戦中。 キャリア転換のきっかけは、大学までのアメフト部活動。組織を成長させるという視点から個の総和がチーム力というマインドセットを育む。大学卒業後に古武術に習う身体操法に出会い、筋力ベースの身体観を180度覆される。武術の稽古を継続しながら得た「外にとらわれない、内を整える」という視点を、自己認識や心理的囚われに気づく身体教育へと応用。企業での就業と並行し東京藝術大学における身体教育、公開講座を担当、文京区における健康教室(いにしえの会)をボランティアで継続して5年目となる。 人に喜ばれる、前向きな変化のきっかけとなることに自身の強みがあると自覚し、"明るく楽しく、続けられる"場づくりを大切にしている。嫌いなものは口内炎。料理を美味しく食べることが生き甲斐の一つ。
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