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Makiko Inoue

Q1. 最もわくわくするのは、どんな瞬間ですか?
 

A. 視点を変え視野を広げ物事を深く見た時、一見、繋がりのないような点と点の間に本質的な部分での繋がりや意味を発見し、見ている世界が平面から宇宙に変わる瞬間です!
 

Q2. 井上さんにとって、子どもとはどのような存在ですか?


A.「未来への希望」と「無限の可能性」、そして「とても面白い存在」です。
 

Q3.  人とのつながりを大切にされている井上さん。繋がりを構築する上で大切にされていることはありますか?


A. 出会う時は常に経歴や学歴などの情報メガネをかけず、語る言葉、Voiceによってその人を知りたいと思っています。それは、人の興味関心や行動哲学など、人の深い部分に興味があるからです。
利害関係ではなく、双方の思いやりから生まれる” Gift-Gift “ な関係を構築することができれば、結果として、相手を想うあたたかい気持ちや行動が循環し広がるだろうと考えています。
そんな社会の中で子ども達には育って欲しいなぁ、そういう社会の方が結果として全体が豊かになるのではないかなぁと信じています。パイを奪い合うよりパイを広げるイメージでしょうか。


Q4.これまでで、最も自分の変化を感じた瞬間はどんな時でしたか?


A. 意識の変化で言えば東日本大震災です。私自身、被災地の出身で、無私の精神で助け合う素晴らしい方々の存在を知り大きな衝撃を受けました。その時、私も自分のできることで社会に貢献することができるのならば、勇気を持って行動しようと心に決めました。またこの際に、これから日本の教育は本気で変わらなければいけない、と感じたことが今につながっています。

自分の内面的な変化を感じたのは、教育関係の世界に入り、自分でも驚くほどの自分の言葉...Voiceやアイディアが溢れ出た時です。その言葉が誰かの心に届き、アイディアで子ども達の可能性を引き出し、成長に貢献することができました。その頃は「言葉が降ってくる」「アイディアが湧いてくる」と感じていて、未知の人格が突然もう一人生まれてきたかのような、不思議な気分でした。今思えば、それまで試行錯誤してきた経験やそこから生まれたたくさんの気づき、学びが土台としてあり、教育に携わることでアウトプットする機会を得て溢れ出た結果なのだと思います。この経験から、人は自分でも気づいていないVoiceを持っていて、きっかけがあれば自分でも知らなかった自分の才能に出逢えるのだ、と確信しています。

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